1次試験はマークシート
1次試験は7科目でマークシートです。おおよそ、四択のうち、正しいもの又は誤りを選べという形式となります。
マークシート試験という性質上、名称そのものを問われることはありませんし、それを正しく書ける必要もありません。
ただし、紛らわしい問題文を読みこなし、正誤判断ができるために用語の定義や意味などの正確な把握が問われることになります。
落とすための試験問題ですので、そのままストレートに聞かれることはなく、少しひねったかたちでの出題となります。
これらの試験の傾向をふまえての対策を考えていきます。
勉強法としては、ますは問われそうな内容の正確な理解が優先となります。
それは内容の説明ができて、応用とし他の場合にも当てはめて考えることができることでもあります。
私の1次試験対策 TAC講座
私の場合は、TACの1年コースの通信講座でまずはインプットをしました。
独学で市販のテキストを買い、勉強することも考えましたが、途中でつっかかること多く、モチベーションが低下する気がしました。
また、目で見るだけでなく、耳から理解できることは、内容理解の近道になるのではと思いました。
TACの講座は7科目で合計、おそらく80講義あった気がします。
内容はさすがのTACで分かりやすく体系立てて教えていただけるので満足度は高かったです。
働きながらの勉強を考えると時間の捻出が課題になりました。毎月、数十枚のDVDが送られてきて、その量に気が滅入ることもありました。
時短の方法としては、再生速度を2倍速にして見ることにしました。
そもそも、講師の方は、標準時間でゆっくりと話をされていますので、1.5倍速でも完全に聴き取れますし、2倍速でもおおむね問題はありません。
これにより、インプット時間は半減できることになります
使用したテキスト
私は、2年間で1次試験を突破しましたが、主に使用したテキストは変わりませんでした。
TACの講座のテキストは、市販のTACの書籍の「スピードテキスト」とほぼ内容は同じでしたが、こちらを7教科分。
また、過去の約10年間の過去問題を項目別に編集した同友館の「過去問マスター」シリーズです。
やはり、受講者が一番多いと思われるTACのテキストを使うことは差をつけられない意味でも安心につながります。
過去問マスターは、1冊の厚さに圧倒されますが、テキストでインプットした内容を試すアウトプットとしては最適で、項目別に基礎的な内容から記載してあります。
同じ論点でも問われ方の違いも分かりますし、重要な箇所は何回も出てきます。
TACからも、アウトプット用の問題集として「スピード問題集」が市販されています。
こちらはあくまで基礎用と思われ、テキストの内容を想起するには良いですが、本番ならではクセのある問題は少ないので、個人的にはインプット後、直、過去問マスターに入っていいかと思います。
(つづく)
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