異動した先の営業部門で実務に直結したのが中小企業診断士の勉強でした。
異動先の営業部門で診断士試験科目の面白さに気づく
異動先の映像関連の営業セクションでは、後輩を指導するリーダーの役割をいただきました。
営業では、予算達成のため数字を意識しながら、顧客のニーズを把握し解決するマーケティング思考が必要です。また、リーダーという面では、人を効率的に動かすことが求められます。
このようなビジネス一連に関係するのが、中小企業診断士の勉強内容そのものでした。
同じような業務を継続してこなすと、気づきがあり、より良くする方法を思いつくことがあります。
経験からなんとなく浮かぶ、その方法論のようなものが、サラッと見た、診断士試験の科目のテキストには既に体系的に記載してあり、自分の考えの方向性に確信を持てたり、ふと腹落ちする瞬間が多くありました。
今後、ビジネスマンとして長く生活をしていくことを考えると、知識の習得は、普通の人であれば時間をかけ試行錯誤して気づくことでも、一歩先で把握することができ大幅なショートカットができるのではと思いました。
30半ばになっていましたので、新しいことを初めるのに年齢は関係ないと思いつつも、一度、資格試験に挫折し、怠慢な生活をしていた自分に「やってやる」と喝が入った瞬間でした。
中小企業診断士の勉強を開始する
ここから、約3年間、楽しくも辛い勉強生活がはじまりました。
何回も、なぜここまで無理をしているのか考え込む時もあったし、上手くいかずスランプになった時期もありました。
ただ、ここまで続けることができたのは、前のように投げ出したくないという思いと、成し遂げることで、今の苦労が必ず将来を作るし、自分にもっと自信を持つことができると思ったからかもしれません。
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