中小企業診断士試験、勉強してよかったこと

中小企業診断士

ビジネス知識を広く学ぶことができる

ビジネスパーソンとして必要なスキルを幅広くふれることができるのは大きいと思います。

1次の試験科目は「企業経営理論」「財務・会計」「運営管理」「経済学」「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・政策」の7科目です。

これらの知識は、会社に勤めていれば、日々の業務で必ずふれることになるものだと思います。

普段の業務の中で、例えば、課長になり部下を持つことなったり、新規事業の立ち上げを任されたり等、今まで経験がないことをする際に、これらの知識は大きな道しるべになります。

経験がないことは、どうしても手探りになりトライ&エラーになります。その体験の中で、自分の中で、なんとなくの法則のようなものが見えてきて、時間が経つとその精度があがりノウハウになります。

診断士の勉強をしておくと、自身の経験と知識の結びつきが早くなり、ノウハウ作りのショートカットができます。

例えば、管理職になった時に、組織のモチベーションを上げるためにすることは、極力、部下に権限委譲し仕事を任せ、その業務を通じて彼らのやりがいを育て、自己実現を促すことだったりします。

私自身も、自身の経験から細かく管理をされ、言われた仕事を粛々するのは、息が詰まる気がしました。なので、当初より部下には自発的に動ける環境を作ってあげたいと思っていました。

このような思いをもちつつも、経験がないことはそれが正しいかどうかを判断が難しく、必ずしも自信を持ってできることでなかったりします。

そんな時に、診断士のモチベーションや人的管理の知識があれば、自分の仮説はあながち間違っていないと思い、その方向に大胆に舵をとることができます。

また、よく会社である新規の事業へのアイデア出しのような局面でも同じことが言えます。

新規のものは自身の過去の経験にないことなので、どの切り口から考えていいのか戸惑うことがあると思います。

そんな際に、会社の置かれている内部や外部の環境をまず考えて、自社の強みを活かして、どのマーケットでどんなポジショニングをするかを考えるなどのフレームワークがあれば、積極的は発言もできます。

何よりも自信がもてることは大きい

会社勤務では、いろいろな体験があり、不慣れなことも多く萎縮してしまうこともあると思います。

そんな中、診断士の勉強をし、さらに資格の取得ができると、少なくても的外れな行動にはならないと思います。

診断士の勉強は、あらゆるビジネスの局面にリンクしていますので、求められる方向性を早い段階で把握できるのは強いと思います。

環境も変わりやすく過去の経験が通用しない世の中で、自信をもって発言をできることはビジネスパーソンとして大きなメリットです。

また資格を持っている人間として、周りから一目置かれることも、自分の意見が通りやすくなる要素だと思います。

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